頻繁におこる死を目の前に①

10月から3次救命の当直に入っています。

 

 

 

かぜによる高熱や家庭では処置できない切り傷といった症状を診察治療するのが1次救急。

 

2次救急は、入院や手術を必要とする患者さんを対象にし、

 

3次救急が生命に危険が及ぶような重症・重篤患者への対応を担います。

 

 

 

日本では年間107万人の人が亡くなっている。

 

 

365で割ると毎日3000人が亡くなっている。

 

 

そうすると東京都だけで毎日300人死んでるという計算。
重症なためうちの3次救命に運ばれてくる患者さんが亡くなることも多いわけで。

 

 

1日に3人亡くなって運ばれてくることだってざらにある。

 

 

 

 

 

 

遠かった死が、頻繁に目の前で起きる。

 

内科とは違って、救命救急だと全く知らない人が突然運ばれて来て、死んでいく。
あっさり、水が流れるかのように。

 

 

 

 

 

僕は戸惑った。

 

 

心の整理ができなかった。

 

 

思考がストップしがちだったけど、しっかりと自分に聞いてみると、やっぱり・・・。

 

 

 

 

 

 

 

周りの家族が泣いている。

 

 

 

 

号泣する声が耳に届く。

 

 

 

 

それでも

 

 

 

 

悲しむことができない自分がいた。

 

 

つづく

頻繁におこる死を目の前に①」への1件のフィードバック

  1. Kenny

    それでいいんだよ。死には1人称、2人称、3人称の死があって、3人称の死を悲しんでいたのではとても医師としての仕事はできない。なぜなら、感情が入ってしまえば、客観的に見にくくなるし、何よりも心的エネルギーの消耗が大きくなって、まともな仕事ができなくなってしまうからだ。

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