日本で一番ヤバい問題

日本で一番ヤバい問題が医療費・介護費の問題だ。

 

なんたって国家予算の4分の1を占めているのが社会保障関係支出であり、他の4分の1は国債の返済だから、ものすごい割合を占めている。

 

この一番ヤバい問題を無視して、自分が問題視するものだけ取り上げて自己満足にひたっていたくない。「自分さえよければいい」と考えていたくない。

僕が予防予防と言っているのは、「超高齢社会が生きる日本が幸せであるため」であって、それには医療費問題、介護費問題がものすごく関わっている。

医療費・介護費問題をどうすべきか考えておかなくちゃいけない。

 

そんなわけで、こないだのmedical studioで何気なく置いてあった東京財団が政策提言している医療・介護制度改革の基本的な考え方(http://www.tkfd.or.jp/files/pdf/lib/60.pdf)★★★☆☆を読んだ。

 

これは手っ取り早く医療・介護の問題がよく分かる。今の問題も分かるし、これからどう政策を立てていくかの困難さもよく分かる・・・

 

医療費問題の解決めちゃくちゃ難しいわ!!!!!!

 

 

いったんスッキリさせてしまいたい!

 

結局は、医療や介護を受けるにはお金がかかる。稼いでいないのに医療を受けるなんてできない。それが家庭でも国家でも。

 

そこをなんとか稼いでいない家庭も救えるようにしたいんだ。

 

そのためには家庭が稼ぐか、医療費を安くするか、しかない。

 

 

 

日本全体で見た時に、日本がどんな状況か把握し、ビジョンを描き、そのために現実的なプランを立てないといけないわけだけど、医療費を安くするのは4つの点で難しく、

1.医療費は伸び続けること

2.将来の予測が難しいこと

3.それを制御する方法が分かっていないこと

4.極めて複雑な供給体制の問題と深く絡んでいること

 

 

1.どんどん新しい機械や薬が開発されると収入以上にどんどん医療費は増えているし、

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2.最近は抗がん剤、特に分子標的薬の開発が進んでるけど、癌で死ぬ人は全体の3分の1を占めるから、新しい抗がん剤が出て「新薬の方が治療成績がいい」となると日本中で使われ出す。

3.「患者の命のためならたとえ保険が通ってなくても使わざるをえない」というわけで、制御もできない。

4.新しい機械や薬に合わせて診療報酬制度も変えていかないといけないから、診療報酬制度は複雑化する一方で、介護との兼ね合いや、払う時の国民健康保険や後期高齢者医療制度やら、問題と利害と既得権益が絡みまくってる。

 

 

 

そういう問題や現状を踏まえて、どう行動するか。

 

細かいことは省いて、僕なりにいいと思ったideaをまとめると、

 

1.地方分権し、受益と負担の関係の理解しやすくさせ、ルールをシンプルにすること

2.不安に対処するためジェネラリストが責任を持ち、急性期医療と在宅医療で役割分担しつつ連携すること

3.生まれてから死ぬまで出来る限りシームレスにすること

4.イギリスのNICE(National Institute for Clinical Excellence)のように医療費にブレーキをかける費用対効果を評価する公的機関を作ること

 

かな。もちろん医療費を安くする方法の1つとして「予防」も挙がる。

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