ジャンル別!悩める研修医のためのオススメ本!

前回の「オススメアプリ」のみならず「オススメ本」も教えてほしいと後輩に頼まれたので、そちらも紹介しようと思う。

 

ただ推薦する本に関しては、

 

1年目か2年目か、英語が得意か不得意か、当直は病棟か救急外来か、実践か理論かのどちらに重きを置くか、どのくらい勉強してきたか、好みなどに左右されるので、

 

今回は今まさに研修を始めようとしている研修医1年目、何を買えばいいか悩んでいる人向けに紹介していきたい。

 

それでは行ってみよう!!!

 

 

<救急外来>
診療エッセンシャルズ★★★★★

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救急外来のお供にどうぞ。症候別にcommonから見逃してはいけない疾患まで鑑別疾患を挙げてある。もれがないところが素晴らしい。持っておいて損がない本。

 

STEP BEYOND RESIDENT①〜⑥★★★★★

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すべてのことが載っているわけではないが、取り上げた項目においてエビデンス満載。勉強した範囲には自信がつく一冊。 6巻と多いので、全部買うと高いのが難点。でも林先生の本は勉強しておくべき。指導医の先生がやっていることよりエビデンスのある治療が載っていたりする。

 

もう困らない 救急・当直★★★★★

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これも林先生の本。症候別に最初にやること、鑑別していくステップ、落ち入りやすいミス、治療法が載っている。一冊にまとまっているところが素晴らしい。

 

当直医マニュアル★★★★☆

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処方や治療が商品名で書かれていて、実際の治療が一発で分かる。小さなポケットサイズで白衣に入るし、結構勉強したこともちゃんと載っていたりする。これで勉強はできないけど、とりあえずのスタンダードの治療が載っているおり現場で使える一冊。

 

ジェネラリストのための内科外来マニュアル★★★★☆

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症候別にcommonと見逃したくない疾患が載っており、頻度、問診で聞くべき点、身体診察で押さえる点、出す検査、処方例までシンプルにまとめてある。後期研修で初診外来をやる人には特によい。救急外来でも役立つと思うが、内科外来と検査前確率が違うのでその辺は割り引いて考える。

 

研修医当直御法度★★★☆☆
林先生著なので内容はいいんだけど、少し見づらい。これ一冊で救急外来に太刀打ちできない。上記の本でいいかも。持っている人は多い。その名の通り御法度集なので、「恐ろしいまれな病気」に机上で体験できるため、スタンダードな鑑別・治療ができるようになってからは役立つと思われる。

研修医当直御法度症例帖★★☆☆☆
まさに症例。同上。

最速!聖路加診断術★★☆☆☆
症例ごとに鑑別疾患を挙げていって、学んでいける。腕試し的な。

日常診療のよろずお助け100★★☆☆☆
その名の通り困った時のお助け集。

 

 

 

<感染症>
抗菌薬の考え方、使い方★★★★★

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言わずと知れた岩田健太郎先生の本。感染症を勉強したいなら間違いなくこの一冊。エビデンスと経験に基づいた感染症のエッセンスが載っている。難しくてよく分からないし、答えが1つではないのが感染症の治療。まずはこれで根本の考え方を学ぶとよい。

 

レジデントのための感染症診療マニュアル★★★★★

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だいたいどの病棟にあると思う。分厚い本なので自分で買う必要はないかもしれないが、感染症のことなら何でも載っている。1、2章を読むとよい。青木眞先生も超有名かつ賢い先生。

 

 

 

<内科>
デキレジ1、2★★★★☆

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内科病棟で役立つ。病棟での患者さん急変時の対応が分かる。よくまとまってるし、読みやすい。救外ではないが、病棟当直がある研修医にはオススメ。

内科レジデントの鉄則★★★★☆ これもデキレジと一緒。聖路加が出しているからどっちかでよいかと。

内科レジデントマニュアル★★★☆☆ 一通りのことが載ってる。ポケットに入る何でも帳として役立ちそう。でも実際にポケットに入れていると重い。

 

Pocket Medicine (Pocket Notebook Series) ★★★★☆

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英語が堪能であるならばコレ。細かい字にエビデンスがすべて集約されている。これで勉強できないが、使いこなせたら最強の本。日本語版もあるので、そちらでもいいかも。最初は使いづらいかもしれないので使いこなせるか手に取って見るといい。

 

論理的診察の技術★★★★☆

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豊富なエビデンスをもとに真理に迫れる。すべてのことが載っているわけではないが、本当に脾腫があるのか、本当に肺塞栓はあるのか、といった疑問に現在明らかになっているエビデンスをもとに答えてくれる。気になったことが載っていると勉強になる。

 

考える技術★★★☆☆

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これもエビデンスが多い。症候別に真理に近づけるが、ボリュームが多いのが難点。しっかり机に向かって勉強する時間が取れる人にはよい。

 

Year Note★★★★★
スマホに入っていると役立つ。yearnoteはやっぱりすごい。

病気がみえる★★★★☆

学生時代に使っていた人は、見直したい時にスマホに入っていると便利。

ハリソン内科学、今日の診断指針、今日の治療指針★★★★★
成書。やっぱり役立つ。病棟にあると思うので、分からないことがあった時に使える。

セイントとフランシスの総合内科診療ガイド★★☆☆☆
鑑別など全部頭文字でゴロが載っているが、英語なので馴染みづらかいかも。診療エッセンシャルズでよいかと。

ワシントンマニュアル★★☆☆☆ イマイチ知りたい情報が載っていなかったりする。後期研修医くらいになって買うといいかもしれない。とりあえず1年目ではあまり使わないと思う。

 

 

 

<専門科>
腎臓内科レジデントマニュアル★★★★☆

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専門領域の本はどれが一番いいかよく知らないけれど、少なくともこれはいい。見やすいし、病態もよく分かるし、実際に使える。

ICU実践ハンドブック★★★☆☆

シンプルにまとまっていて救命を回る時にあると役立つ。

膠原病診療ノート★★★☆☆
膠原病を見る人がいれば。この本は分かりやすい。

マイナーエマージェンシー★★★☆☆
マイナーではこの本が有名。

 

 

 

 

 

以上、ジャンル別!悩める研修医のためのオススメ本でした。

 

比較のため低い点をつけている本もありますが、割と知られている本ばかりです。

 

これを参考に先輩医師や同期に相談して、自分で手に取ってみて下さい。

 

「この本いいのに書いてないじゃないか!」って思った人は、是非教えて下さい。

 

あと賢い人はup to dateやpub medをよく引いています。

 

「up to dateにこう載っていました!」と指導医に言えば、デキレジと思われること間違いなしです。僕も今後使っていけるよう頑張りたいと思います。

 

みなさん研修頑張っていきましょう!!!

 

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