とある研修医の出来事。

今日の記事はあんまり楽しい話じゃない。

かと言って落ち込んでる時に読んでほしい記事でもない。

もし「死」の話について、少し聞いていってもいいって人だけ続きを読んでほしい。

 

死について考えるのは誰だって避けたいもの。

 

でも年間103万人が生まれる日本で、それ以上の124万人が亡くなっている。

 

死があるから、生がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、僕の担当患者さんが亡くなった。

 

人が死ぬってことがこんなにも僕の心を揺さぶる。

 

当然。当然だ。おかげで仕事に手がつかなくなる。同期と話がしたくなる。

 

 

一人でいたくない。

 

 

他愛もない時間が愛おしい。

 

 

 

死ぬ時ってどんなんだったんだろう?

 

その患者さんは間質性肺炎という病気で、息ができなくなっていった。見ているこっちも辛いほど、ずっと全身で呼吸してた。

 

全力疾走した後の息切れが全く収まらない感じ。むしろどんどん強くなる。

 

家族が来る。

 

心の中で「分かってる。おじいちゃんだろ?でもこっちはそれどころじゃないんだよ。」って心境。

 

自分は死ぬ、と分かる。

 

死ぬと分かったら、僕なら何を言うか?

 

そんなもんを言ってどうする?

 

最期の言葉を残してどうする?

 

死ぬだけだ。

 

残せるもん?んなもん残してきたわ、と。

 

言う言葉なんて決まってる。

 

 

 

 

「ありがとう。」

 

 

「お前の周りみんなが笑顔でいられることを願うよ。」

 

 

 

 

 

そして心の中でこう呟く。

 

(俺自身は楽しんだ。俺は俺の人生を、最大限、ずっと好きなことをやってきた。自分がやるべきことをやって、守りぬくものを守り、悩み、楽しみ、最高の人生を歩んだ。思い残すことはない。じゃあな!)

 

 

 

 

そう、大事なのは最期じゃない。

 

「今」なんだよ!!!

 

「今」!

 

自分が伝えたいことは今伝えなきゃいけないんだ!

 

自分を偽らずに、自分がやりたいこと、やらないといけないと感じていること、全部やってかなきゃいけないんだ!!!

 

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