一人の優秀な人材に頼らない!チェックリストのススメ。

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なぜアナタはチェックリストを使わないのか?★★★★☆

 

ちょっと生き方が変わるらしい。

チェックリストを使うことに関してノウハウを得るために読んだ。

 

 

著者は外科医。米紙「TIME」の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれている。

 

単純な「チェックリスト」が日常に起きるミスを減らし、人の命を救う。

 

失敗の原因は2つ。

1つ目が「無知」である。科学は発達したが、わかっているのはまだほんの一部分だ。建設できないビル、予知できぬ大雪、治せない心筋梗塞など、私たちが知らないことはまだまだ多い。

2つ目が「無能」だ。正しい知識はあるのだが、それを正しく活用できない場合を示す。設計ミスで崩落する高層ビル、気象学者が予兆を見落とした大雪など。

 

昔は「無知」が一番の問題だった。しかし現在は急速に知識を得ており、「無能」がより重要な問題になりつつある。

 

僕一人で診療は全く無理で、チームの先生たちとディスカッションすることでさまざまな視点からチェックが入り、気付かなかったり、見落としている点が多い。

また出した指示を看護師さんから「この患者さんにこれは無理だよ。」と言われて訂正することも多い。

まだ研修医ということもあるかもしれないが、高度に複雑化した現代医療において、知識と技術は各科で驚異的に発達しており、全部知りつくした上で医者が一人で判断することはもはや不可能だ。

 

知識は人を助ける一方で、同時に重荷にもなっている。

 

膨大な知識の中から1日の中で何十人と診る個々の患者に対し、自分の頭だけで毎回もれなく最善の医療を提供しようとすると必ずミスが起こる。

 

 

そこで役立つのがチェックリストだと著者は言う。

チェックリストが驚異的にうまくいっている例として、100メートルを超えるような高層ビルの建築や何百人の命を預かる飛行機のフライトを引き合いに出す。

それを実際に医療に応用し、WHOの活動で世界の手術の安全性を高め、New England Jounalにも掲載される。

 

チェックリストは医療でも役立つことを示してくれた。

著者は外科医であり手術にチェックリストを応用させているが、僕は内科でも使えそうだと感じた。

 

チェックリストには2種類あり、

①単純な手続きの間違いを防ぐチェックリスト

②コミュニケーションをとることで予想外の困難も確実にすべて解決させるためのチェックリスト

 

どちらも医療で使える。

①は個人的に探そうと思っているが、僕は②として今の内科の班でカレンダーをシェアすることを考えた。

カレンダーを共有し、外勤、当直、休暇予定を入れることで、

1.誰がいついるかいないかがはっきりし、タイミングの逃すことなくコンサルトできる。

2.当直明けを帰られるようにお互い助け合うことができる。

3.入れ替わりの激しい研修医がきっちりと班カンファや先生の予定を把握できる。

 

これをうちのボスに提案。さすがボスは「やろうと思っていた」と心よく承諾してくれた。

 

チェックリストを使うことは恥ずかしいことではない。

 

素晴らしい人や情報を集めることだけではなく、どう調和させるかを考えるべきだ。

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