医療者なら知っておくべき寄り添い方

誕生日の次の記事にこんなことを書くのも何だけど、

 

読みたい本にもタイミングがあって

 

その時に読みたい本を読むのが一番吸収できる。

 

そんなわけで読んだ↓

 

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「死ぬ瞬間」★★★★★E・キュブラーロス

 

みなさんは自分の死と向き合ったことがありますか?

 

この1ヶ月、僕は向きあわせて頂いた。

 

その中で学んだことは、

 

 

死は過程であり、よい死に方があり、よい寄り添い方があるということ。

 

 

癌での死亡率は28.5%(平成23年)であり、おおよそ2人に1人(?)くらいは死ぬと分かってから死ぬ。その場合、死とは過程だ。

 

よい死に方とは、自分の死を受け入れて、人に囲まれて死ぬことだ。

 

よい寄り添い方とは、死の過程「否認→怒り→取引→抑うつ→受容」の5段階それぞれにきちっと応じること。

 

否認、怒りなどの段階にいる人を避けてはいけない。

 

「寄り添う人自身が自分の死と向きあえている否か」で患者さんが否認や怒りをうまく乗り越えられるか変わってくる。

 

向き合えていない人は避けてしまいがちだ。だから寄り添う人が向き合えている方がよい。

 

また患者さんは死ぬことを心の底で分かったとしても、希望を捨てることはできない。だから常に希望はあるものとして寄り添う。

 

どんな末期患者さんでも自分の心境を話したい、何か残したい、貢献したいという気持ちがある。それに応じてあげる。

 

そうやってうまく支えてあげることができれば、ほとんどの人が死を受け入れていく。

 

本当の最期には言葉は少なくなるが、いつでもそばにいるという感覚を持っていてもらう。

 

 

死は苦しい

 

決して受容すれば幸せというわけではない。

 

でも本人が受け入れることができ、笑顔で家族や友人に囲まれて他界することが、よりよい最期だ。

 

 

 器の水は光る。海の水は暗い。

小さい真理は明瞭な言葉を持つが、大きな真理は大きな沈黙をもつ。
 
タゴール
迷える小鳥176節

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