専門医制度で新しくできる「総合診療医」とは?特徴的な4つのスキル

2017年に医療界において大きな転換期が来る。

 

専門医制度の変更。

 

医師は必ず19の専門から選ぶようになる。

 

19の専門の中で、新しくできるのが「総合診療医」

 

まだ定義がきちっとされていないとのことだったので、少し考えてみた。

 

 

「一流の総合診療医とは?」

doctor-connecting-patient

写真はコチラより

 

つまり、「困った時最初にどんな医者に診てもらいたいか?」に置き換えて考えると分かりやすい。

 

僕はこの3つだと思う。

 

1.診断スキルに長けている

2.幅広い知識を持っている

3.ケアができる

 

1.診断スキルに長けている

病院や診療所に初めて来たときに診てもらうことになりやすいのが総合診療医。だから診断をきちんとつけてくれないと困る。科のたらい回しはもうごめんだ。それに見逃されて治療が遅れてもよくない。

 

2.幅広い知識を持っている

専門医ばかりでは、日本の医療がもたない。よくある疾患ならばある程度総合診療だけで完結できた方が効率がよい。医師が少ない地域医療ならなおのことである。また科をまたいだ知識を持っているので、必要な時に専門医に紹介することができる。

 

3.ケアができる

西洋医学で治療することが医師の役割すべてではない。かかりつけ医として患者をよく知るからこそ患者や家族の望みを出来る限り叶え、社会的な背景を理解して最善を尽くすことができる。

 

要するに今ある3つの医者の総合である。

1.診断スキルに長けている=総合診療科医が長けている

2.幅広い知識を持っている=総合内科医が長けている

3.ケアができる=家庭医療医が長けている

 

診療面でこの3つのスキルを持つ医師が総合診療医だと考える。

 

ただしこれらをすべての総合診療医が完璧にできる必要はない。

 

働く病院によって1〜3のうち重要なスキルは違うので、ベースに持った上で病院ごとに重要とされるスキルを磨き、医療を提供することだ。

 

 

 

これが診療に必要な3つのスキル。

 

これにもう1つだけ、付け加えたいスキルがある。

 

 

4.教育ができる、だ。

 

 

総合診療医は、患者さんの最初や全体をよく診るので、教育する上で非常に重要な役割を持つ。

 

病気だけ切り取って学ぶことが多い大学教育を総合診療医が変えていく使命と責任がある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.