余計なことを言わないことはとても大切だ。
相手にも自分にも言ったところでメリットのない(=余計な)ことは言わない。
その上で、相手が傷つきそうだけど、指摘すべきと思うことがある。
指摘すべきと思った時、僕はだいたい言うようにしている。
それを僕や僕の友達は、「ぶっこむ」と呼ぶ。
「ぶっこむ」=「相手が返答を予想だにしていない深層の部分に対し鋭い指摘をすること」と定義する。
僕や僕の友達はよくぶっこむ。
思ったらぶっこむ。
でもその思う前の段階で止めている自分に気付いた。
感じたのに思わないようにしているのだ。
どうしようもない、余計なことに首を突っ込む時間がもったいない、傷つけて傷つきたくない、不和になってしまうんじゃないか、自分が言えたことではない、などと感じていると、思考にすら上がらないのだ。
無意識下で消化されてしまう。
ぶっこむって、障壁が結構高い。
でもやっぱり表層の部分だけで話をしていると、結局双方に成果が得られず、心から仲良くもなれず、くどくど回り道になる。
根源的な問いを行い、懐に入り、ぶつかりにいく。
100%びっくりさせるけど、こっちの方が早くゴールに辿り着ける。
そこでどうしたらぶっこむ時の障壁を低くする方法を考えた。
結論は、
1.先の先まで予想しきる
最終的にメリットがあると予想しきること。先の先まで読んで、それが相手にも自分にもメリットがあると感じれば、ぶっこむことができる。
2.きちんと代替案を出す
指摘するだけではなく、代替案が出れば、丸く収まる。最初からなくていいが、批判だけで終わらないように気をつける。
3.愛をもってぶっこむ
指摘するのは何のためか。相手と回り回って自分のためである。何でもそうだが手段と目的を取り違えることは多い。相手を傷つけるだけで成果がなければ、ぶっこむ意味はない。
以上1・2・3を意識して、あとはぶっこんでいい結果を得る経験を多く積むことだ。