外見を磨いた方がいいという話。原石よりもダイアモンド。

人の心を掴みたいと思ったら、まず五感に訴えることが大切だ。

目を楽しませ、耳を楽しませる。そうやって理性を金縛りにして心を奪うのだ。

 

フィリップ・チェスターフィールドが書き記した「わが息子よ、君はどう生きるか」という本を読んでとても印象に残ったのは、「自分をよりよく見せる才を磨く」ことを重視していた点だ。

 

全9章あるうち、「時間を大切にせよ」とか「器を大きくせよ」とか「自分の意見を持て」とよくある話の中で、8章は人の心を魅了するために自分の外観を工夫するよう述べていて、具体的なアドバイスが沢山あるところが面白かった。

 

イギリス最大の教養人の1人として称され、大使や官僚としても活躍したチェスターフィールド。

 

そんな彼が父親として、自分の息子に宛てた歯に絹をきせぬ文章だからこそ、実際問題とても大事なこととして、章の一つに大きく取り上げて「外見」についてあれこれと述べていた。

 

 

彼は人を建造物に例えており、

 

「いくら頑丈な建造物でも野暮で殺風景であれば、わざわざ中に入って、仕上げや装飾を見るまでもないと思われても仕方がない。

 

ところが、外壁に装飾などを凝らして美を競っていたらどうか?

 

建造物にまったく興味のない人でも、思わず目を奪われ、どんなに不用意に通りすがった人でも、思わず足を止める。そして、中を見たいと申し出て、実際に中に入ってしまうに違いない。

 

人間も同じで、することなすことすべてに神経が行き届き、品位を感じられたら、見た瞬間に心を奪われ、その人に好意を抱いてしまうのではないだろうか。」

 

というように説明していた。

 

 

この本はイギリスのみならず全世界1100万人もの人々に読み継がれているそうだ。

 

1774年著だから240年も前の本なのに、今読んでも全く色褪せていない。見た目が大事だということは真理なのだろう。

 

中身は大事だ。

 

しかし中身だけの原石では見向きされない。外を磨くことで人を魅了してやまないダイアモンドとなる。

 

 

 

 

 

ちなみに今僕は沖縄の伊是名島というところにいます☆

沖縄

1週間だけ離島医療をしにきました。

島は小さくて、地域住民との距離が近いです。

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