誰もが学ぶべき「学び方」についての学び

先日「学び方について学び」を得てきました。

友人のまーぼーこと古瀬正也氏のfacebookが盛り上がっており、アーリック・ボーザー著の「Learn Better」の読書会に行ってきました。

会に参加し始めた時、なぜ私は、この会に参加したのか改めて自分に問いました。

そして大きく2つ目的があることに気づきました。

①子育てのため

まだ生まれてはないんですがw子育ての要点を、一つ一つのテクニックや戦術に惑わされず、全容を知った上で、体系立った軸をベースに教育したいと思いました。

②高校生向けの講演のため

ちょうど明日に中高校生に講演する機会があり、中高校生の学びのためにどんなことを話すべきか参加する前に悩んでいました。またワークショップも予定しており、読書会でのワークショップのやり方が私の知らない方式を採用していたので、それがどんなのか知りたかった面もありました。

一応付け足しとしては自分自身の学習効率を上げるためという意図もありました(そして想像以上に自分の学びになりました)。

 

学びにおける6つのフェーズ


Lean Betterによると、学びには6つのフェーズがあります。

①価値を見出す(Value)自分にとって、これは重要だ!と思う。
②目標を決める(Target)目標を決め、プロセスに分け、計画する。
③能力を伸ばす(Develop)実行する。モニタリングやフィードバックする。
④発展させる(Extend)基礎から踏み出して、知識を応用する。要約、人に説明、発表など。
⑤関連づける(Ralate)すべてがどう噛み合うかが分かる。構造の理解。
⑥再考する(Rethink)見直す

以下に①~⑥の学びを羅列します。

 

①価値を見出す(Value)


価値を見出すこと。これが最も重要
・価値を見出すには、「自分との関連性」が必要。関係のあることに、価値がある。
意味のない学びほどつまらないものはない
・モチベーション=費用(コスト)+効果(価値)+期待感
・大事だと言われても逆効果のことがある
・理性と感情(情動)で人は動く
・知的努力には、伝染性がある(同調圧力のいい側面)
→例)エリート校の成果を支えるのは同級生(※校舎、先生、カリキュラムではない)

 

②目標を決める(Target)


・学習は、順序立てて、プロセスを追って行うもの
・一つ一つ進めていくためには、計画や目標設定が必要

 

③能力を伸ばす(Develop)


・自分を改善する方法を探さない事が多い
→例)小学校を卒業してからは真剣に字の練習をしない
・モニタリングとフィードバックが重要
→悪い例)バスケの練習で、入った本数も記録しない
→良い例)医療チームが、手術中のミスをすべて書き出す
・フィードバックは徐々に少なくするとよい
・常にレベルを上げていく。少し背伸びした状態になるように

 

④発展させる(Extend)


・学習とは、外から脳にしまい込むことではない
・学習とは、生産活動(結びつけるプロセス)である
→悪い例)マーカーを繰り返し引く、繰り返し読む
→良い例)要約する、ブログにアウトプットする
→良い例)高校生の授業でインターネット上に作品集を作る
・多様性のある環境で違いに気づき、人は賢くなる

 

⑤関連づける(Ralate)


・専門知識とは、表層の知識や単体の知識ではない
専門知識とは、体系化・ネットワーク化かれた知識
・専門知識があると、つながりや関係性が見えており、応用することができる
・習熟すると無意識化し、脳に空きスペースができてさらに深めることができる
・学習するとき、脳では、既にある知識+新しい知識を「束ねる」イメージで行われる
・メタ認知、俯瞰的にみられるとよい

 

⑥再考する(Rethink)


・専門性を深めるほどに、自分が正しいと思いがち
・常に考えを見直す必要がある

 

学び方を学ぶと、どんなことにも応用できます。人生100年時代なので、生涯学ぶことを考えると、その学び方に関する知識を持っておくとよいと思います。

今回まさに、学び方に関する断片的な知識がつながり、自分の中で学び方について知識を束ね、体系化することができました。

一番大事なのは、やはり「価値を見出すこと」ですね。意味のない学びほどつまらないものはありません。

子育てにおいても同じです。子どもに意味に気付かせてあげられるかもしれないですし、最も大事なのは何に意味を感じたかを見て、それを追求させてあげられる環境を整えることだと思いました。

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