今は麻酔科回ってます。
最初は見えなかったことが1ヶ月もやってるとだんだん分かってくる。
いや、正直麻酔科医って座ってばっかで暇してて、定時にだいたい帰れて、ホンマQOL(quality of life)高いなと思ってました。
麻酔科はサポート。
何かを治してもらいたいと願う患者さんがいて、その何かを手術する医者たちをサポートする。
麻酔がないと痛くて手術なんてできない。
切腹するわけですから。
その痛みを取るために麻酔をするわけですが、全身麻酔をすると意識はなくなります。呼吸も止まったりします。
だから意識がなく呼吸もできない患者さんがどんな状態か把握し、それに対応します。
喉が乾いた!痛い!息苦しい!血が足りない!何かおかしい!
など。それに伴って、輸液したり、鎮痛剤を入れたり、呼吸器を設定したり、輸血したりします。
そうすることで手術する医者が手術に専念できます。
身体の状態が悪いと手術中に死ぬことだってある。手術って何が起るか分からへんから。
寝てる間に死んでいた…なんてことは本当に避けたい。そのために麻酔のプロが必要になる。
麻酔看護師という存在を作るべきって話もあるんやけど、保険はいっぱいあった方がよくて、確かに看護師には難しいかも。