9割方知っていることだったので、ダイエット本なら書けそうだ。
ダイエットとは習慣の改善だ。
習慣だからストレスがあってはならなくて、繰り返し続けていくもの。
習慣にしてしまえば、必ず成功する。
習慣にできなければリバウンドしてしまう。
だから流行りのダイエットはだいたい失敗に終わる。
逆にいうと習慣に取り込んでいけば、流行りだろうが古典的だろうがダイエットは成功するのだ。
午前3時。
僕たちは出発した。
ここは鳥羽。三重観光名所の一つ。
世界で初めて真珠の養殖を成功させた場所であり、
海女さんがいて、冬はかき食べ放題で人が溢れる。
久々の三重県、そしてここ鳥羽で海釣りだ!
船が借りられるのは6時半だったが、
釣りたい気持ちを抑えきれず、磯釣りを開始!
が、あまりにも眠く、寝釣り。
もちろんまったく釣れず、
そのまま爆睡。
寒くて死ぬかと思った。
気づけば明け方。
いよいよ出発だ!
海は気持ちがいい!
海から見える景色は一味違う。
釣り船で波を切るように走り、スポットを探す。
海の上からだと断然釣れる釣れる。
いやー!最高っすね!とみんなが釣るたびに言う。
ホンマ海釣りっていいよね!?と、内心焦りながら答える。
寝不足で船酔いしながらも「やってやるぞー!」とか言って
竿を投げる。
引く。
エサがなくなる。
この単純作業の繰り返し。
facebookに「海釣り行ってきます!」とか言うんじゃなかった。。。
いよいよ、紅一点のさえちゃんまで釣れてしまった!
やばい!俺だけ釣れない!!!
と思ったその時!
帰宅後は、みんなで魚料理だ。
ベラは素焼き、
メバル、カサゴは煮つけ、
ハゼ、カワハギ、キスは刺身、
タイは塩焼きにした。
セロリがうまい。
飲みながらみんなで近況を話し合い、意見を出し合った。
地域の病院を復興させようとする先輩、大学で自ら講師をして授業をする後輩、
クラブでアーティストたちを集めて盛り上げようとするやつなど
みんながそれぞれに自分の道を歩んでいて、話を聞いていておもしろい!
喜怒哀楽をともにしてきた仲間だから心が落ち着く。
ゆっくりとした時間が流れた。
帰る時間になった。
明日の朝には病院にいないといけない。
みんなに別れを告げ、
新幹線に乗って帰ってきた。
つい3時間前まで三重にいたのがウソのようだった。
自分はいつもの東京にいて、いつもの服だし、明日にはいつもの仕事が待っている。
ただ、
いつもの靴に魚の餌がついていた。
確かに三重にいた足跡を僕に残してくれているように見えた。
「研修医 オススメ 本」とgoogleで検索すると?
僕のブログが3番目に上がってくる。
嬉しいような嬉しくないような。
こんなざっくりと26冊をまとめただけで検索上位とは。
研修医向けの情報が全然足りてないってことだ。
僕も研修医になる前の3月はネットで研修医になった時に必要な情報を探したけど、たいしたものはなくて、今のネット上での情報過多を考えると圧倒的に少なかった。
始めての仕事で分からないことだらけ。
研修医の3割はうつになるという。
この2年で専門科を決めたら、ほぼ将来が決まる。
周りはどんな研修をしているのか、どう仕事をしたらよいのか、辛いのは自分だけなのか、将来はどうしたらよいのかなど、大切な情報が必要な時期だ。
それなのに研修医は仕事で忙しく、病院内でしか情報が得られない!
全国の研修医間で情報共有ができて、
もっと研修が充実するような、
もっと広い視野がもてるような、
さらには自分たちから発信できる場があったらいいのに!!!
そう!
僕らは立ち上がることにした!
研修医が作る研修医のための総合情報サイトを作ります!!!
乞うご期待!あと仲間募集!
先月は救急救急センターを回ってました!
今日はそこで学んだことを3つ紹介します。
去年も回っていたし、肝は据わってきた。
死ぬかもしれないと思うとただ焦るだけで、何をしたらいいか分からなくなりがちだった。
優先順位に合わせ、「この人は助かる!」としてやるべきことをやる。学んだ武器を使っていく。
まだ武器は少ないけれど、やり方は少し分かってきた。
結局敗血症(血に菌がいる状態)で、輸液ガンガン昇圧薬バンバン使って血圧を保っても山を乗り越えられず、むくむくになって、腸が腐ってしまったり、助からない時も大いにある。
それでも10人に1人が元気に助かるとすれば、やる価値がある。
それが今の通説。僕もそう思うけど、今後は少し変わるかもしれない。
うちの救命医療センターでは、研修医向けに週2回11時から1時間講義がある。
注目すべきは教えてくれる人が医師だけでなく、看護師、ME、救命士、ソーシャルワーカーさんもいるところ。
MEさんは医療機械のプロで人工呼吸器や難しいPCPS, PICCOの考え方を教えてくれる。
ソーシャルワーカーさんは急性期を過ぎた患者さんの転院先病院の探し方や病院を超えたフォローについて教えてくれる。
以前の記事でも書いたが、超高度に複雑化した現代医療において、1人の医者が全部知りつくした上で判断するなんて不可能だ。
互いの専門性を高めながら、それぞれの職種から意見を出し合い、最善と思われる治療方針を出していく必要がある。
今はやはり医師個人の力に依存しすぎており、こういった活動はチーム医療をより実践するための架け橋になると感じた。
うちの教授はいろんな人・コトの使い方に長けている。
端的に言うと学会で最先端を把握し、質問をうまくして、MR(製薬会社の営業マン)をうまく活用して、研究を練り、インパクトのあるものを作っている。
学会ってなかなか使える。短時間で各病院で行っている面白いアイデアがもらえる。
自分がやろうとしていることは他の病院ですでにやっていないかチェックできるし、有名な先生に質問をぶつけることで良い回答が得られなければ、それは研究する価値があるということになる。
薬や機械を使うことがほとんどだし、MRさんとWin-Winの形を作れば、手伝ってもらえる。
そこで良質な研究ができ結果を出せば、エビデンス重視の時代であるからこそインパクトを全世界の病院に打ち出せる。
そうすると人も集まり、もっと大きなことができるようになるわけだ。
【今日のまとめ】
「この人は助かる!」として学んだ武器を使っていく。
多職種が研修医を教えるとチーム医療の架け橋になる。
学会をうまく使うとよい研究デザインができる。
どうしても、
どうしてもお好み焼きが食べたかった。
無性にほとばしる欲情。
一人でお好み焼き屋に行っても尽きないこの想いを発散するべく、
10月31日に研修医を集めてお好み焼きを食べに行った!
ついでに仮装してみた。
一年生は本当に1人1人個性に合った仮装だった!
「ポリスやるよ。」「ほな私泥棒やるわ」とこの姿。
蜂が2人被ったけど、どう見ても女王蜂と働き蜂に見える。
意外と小さかった巨人。
キュートな白雪姫。
カップラーメン。
コテさばきが見事すぎるデイジー。
などなど。
2年生も、2週間前くらいから「準備してるよ」と言っていたやっしーは、
圧巻の白馬の王子様(手作り)。
お尻にダンボールを入れてプリケツまで演出するこだわり様。
この衣装で都電に乗って来た!天才だと思った。
全員揃うとこの有り様。
みんなでスカッと楽しんだ!
たまにはこうやって息抜きしないとね!
みんなで食べるお好み焼きは美味い。