月別アーカイブ: 2014年3月

研修医、卒業。

今日、研修を修了した。 

 

これからははっきりと医師の岡部大地ですと名乗ることになる。

 

学生と医師の狭間にあたる研修医は守られていた。

 

自分で責任を負うつもりでやってきたが、これからは本格的に責任が問われる立場になる。

 

まだ実感に乏しいが、大きな節目だ。

 

振り返ればこの2年は医療にぐっと枝が伸びた2年だった。

  

友達からは大地と言えば医療だよねと言われるくらい、医療に浸かりきっている。

 

 

旅・バー・ツリーハウス・コミュニティビジネスなど様々だった学生時代とは異なり、今は医療を選択し、集中している。

 

 

 

 

診療、教育、志。

 

 

枝に芽吹いた3つの蕾。

 

 

逸る気持ちを抑え、力強く咲かせるために根も、幹も、枝もまだまだ太くできる。 

 

 

 

 

 修了式を終え、2年前と同じ場所で同じように写真を撮ろうと外に出た。

 

春を目前にした桜は蕾。

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この桜の木のように太く、強くなろう。

 

 そうすれば、こうやって笑顔が咲く。

歩き方をスマートに!酷い歩き方の最もよい改善方法

理学療法士の友達の紹介で歩き方の個人レッスンを受けに行ってきた!

 

歩き方が悪いとよく言われていた僕には、とてつもなくいい体験だったので紹介する。

 

こんなに正しい歩き方を知っている人に初めて出会った。理学療法士とは身体の動きについての医療を行っているのだとよく分かった。本質的にやっていることは医者と同じ。

 

まずは問診で①今困っていること②過去に行っていたスポーツ③ゴールなどを書く。

 

僕の場合はそれぞれ、「偏平足・すぐ疲れる・歩き方が美しくない」「中学にバスケ、高校でテニス」「ハリウッドスターのように歩くこと」だ。

 

次に骨の位置を手で確かめて骨格を確認し、どういったバランスなのか診察を受ける。僕の場合は、肩や背骨のバランスはよいが、骨盤が右回りに回旋しており、左に傾いていると分かった。自分の実態があらわにされてちょっぴり恥ずかしいが、安西先生の言うように客観的に自分を知ることは大事だ。

 

原因はバスケットで左に重心を置くことが多く、テニスで右回りに回すことが多いことだそう。過去のスポーツなんか関係あるのかな?と思っていたが、見事に合致していた。

 

原因が分かり、現在の問題点がはっきり分かったので、レッスンが始まる。診断に対する治療に当たる。

 

レッスンは足関節の矯正から始まった。正しい足関節の位置を教えてもらい、テーピングされる。

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続いてふくらはぎ、太ももの筋肉の使い方を順に教えてもらう。基礎から実際の歩行までの運動を分解し、シンプルなマシンを使って、徐々に歩行運動に近づけながら矯正していくのだ。

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普段は全く使っていない筋肉を使うので、とても痛い。これが本当に正しい歩き方なの?おかしくない???とも思ったが、やはり僕の歩き方が間違っていたようだ。レッスン前後で動画を撮っておいたのがそれを証明してくれた。本当に歩き方が綺麗になっていたのだ!

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(僕にとっての)歩き方のポイントは、

1.腕を前に振る。

2.胸椎から身体を捻る。

3.サイドキックのようにつま先を外に向けてかかとを出す。

4.足裏にアーチを作る。

5.太ももがしっかり伸びるまで踵をつけておく。

6.結果、踵が上がり蹴ることができる。

 

これらのポイントを押さえることで、左右に頭が動いて腰も振って歩いていたのが、たった1時間でだいぶ改善された。

 

指導して下さったのは理学療法士として講演を広く行っている中村尚人先生。予防理学療法というものを提案しており、腰痛や変形性膝関節症といった整形外科的な痛みを予防しようとしている。

 

誤った歩き方や姿勢をしていると関節に負担をかけてしまい、40、50歳台になったころにガタがくる。opeで人工関節に変えてもいいが、そもそもよい歩き方をしていれば、先天的に病気をかかえていない限り問題は起こらないのだ。

 

僕も腰に負担をかける歩き方をしていたので放っておけば、10年後に腰痛を引き起こしていたかもしれない。

 

27年培った間違った歩き方をしていたので、一朝一夕には改善しきれないが、正しい歩き方の方が負担は少なくて歩きやすいので、うまく矯正できるそう。

 

今後は病院の廊下をレッドカーペットだと思って歩こう。

 

 

もしこのレッスンを受けてみたいと言う人がいれば、以下からどうぞ。僕は八王子にあるプライベートスタジオで体験レッスン1時間受けて、5000円。価格以上の価値があった!

詳しくはコチラから→http://www.takt8.com/

PTの友人と話をして感じた違和感の答え

ここ最近はPT(Physical Therapist; 理学療法士)の友人と会う機会が多く、違和感を感じることがあった

 

 

その友人たちは大手企業をやめてPTになる道を選んでいたり、自分の心にまっすぐで、とても賢い。

 

「なんでPTになろうと思ったの?」と強く疑問を抱いた。

 

彼女たちは、会社で数字で結果が上がってくるよりも、1人の患者さんから直接ありがとうと言ってもらえることで心から嬉しいのだそうだ。

 

僕の中で何かがつっかかる。

 

「それで本当に満足できるの?」

 

 

僕は社会的インパクトを追い求めている 


分かったことの1つは、僕の場合、もっと社会的インパクトのあることがしたいと思う。

 

 

1回の人生、できればもっと面白いこともしたい。

 

 

僕の場合の面白いとは、広く人のためになる可能性をもった活動を実践することだ。

 

目の前の患者さんを診療し、よりよい人生を歩めるようにサポートし、感謝されたらもちろん嬉しい。

 

診療をする中で着実と人のためになることができる。がしかし、拡大して人のためになる可能性に欠ける。

 

だから、僕は単に医者の仕事をしているだけでは満足できない。

 

共通認識が多い友人と、満足できるポイントに違いがはっきりあることを感じた。

 

 

 

 

さらに深層にあった違和感の答え


もう1つ気付いたことがあった。それは、いつも感じていた感覚がないことだった。 

 

その感覚とは、優越感とそれをできるだけ隠す自分の心の動きだ。

 

すごいよねと言われることが多い医者ではなく、積極的に僕の友人はPTを選んでいる。

 

病院の中でいると、PTよりも医者の方が偉いという感覚が生まれる。年上のPTさんから先生と呼ばれるし、指示を出すのも医者だ。

 

それなのに、僕の友達はPTを選んでいる!

 

医者を羨んでいるわけじゃない。その奥にある、僕が自分の優位性を感じられていないことに違和感を覚えていたのだ。

 

それはつまり、僕が医者であることに奢っていたことを意味する。

 

確かに医者は素晴らしいことをしているし、世間体もいい、病院内での立場も高い、テレビでも専門家といえば医者で、給料もいい、命に深く関わる部分なので頼られる。

 

イノベーションを起こしたい僕には人を巻き込む力が必要で、医者であることは武器になる。

 

そんな武器に頼って、優位性を保とうとしている。

 

しかしそれではイノベーションは起こせない。

 

医者が偉いんだと誇示してしまうと、客観的によいものを評価できなくなる。そうすればいいものを取り入れることができなくなるからだ。

 

それぞれの職種の現在の役割、思い、潜在的なニーズなどをしっかりと見極めることがよりよい医療を築く一歩だ。

 

頼るものが肩書きしかないほど、医者であることを誇示する。

 

 

医者という肩書きに頼らない、自分の強さを身につける必要があると分かった。