月別アーカイブ: 2014年11月

地域の子供から大人まで集まれる空間とは?

「芝の家」に行ってきたんやけどな、ホンマよかったわ。

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場作りにおいて最も大事なことは「こころ」だ。

 

つくづくとそれを感じた。

 

「入ってきた時にこんにちはと言ってくれた3人が3人とも無理せず、すれ違うかのように、だけどはっきりと言ってくれたんです」

 

「朝みんなで集まった時に、今日の調子と気分はどうですか?と聞かれたんですよ。元気ですか?と聞かれるとつい元気ですと言ってしまいがちですが、人には必ず波があって、気分もいろいろですよね」 

 

「初めて働く日、できる限り何もしないで下さいと言われました。そのおかげで挨拶しなくちゃ!などと仮面を作らないで済むようになりました」

 

スタッフとして働く女性が、そんな風に話してくれた。自然体な場に惹かれ、働くようになったそうだ。

 

僕も一言目でそれを感じていた。

 

「お?こっちは初めてで戸惑っているのに、相手は全くもって自分のままだな」と。

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すごくいい空気が漂っている。

 

空間としては多機能で一つ一つに意味があるのが分かる。

 

机は椅子にもなるし、椅子の下は収納になってたり、

 

外の目線と中の目線がちょうどいい高さになっていたり。

 

一番の見どころの大きな窓では、

 

おばちゃんが外と中で話せたり、

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学校帰りの子供が顔を出したり。

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成り行きで次回イベントの予行演習の「みそ作り」にも参加した。

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「誰でもミーティングに参加して下さい」と書いてあり、

 

「ホンマかいな?」と思っていたけど、ホンマやったわ。

 

時間があまりなくてもとりあえず空間だけ見ようと思ったけど、

 

大事なのは本当に「こころ」だなぁと教えてもらった。

 

こんな場があると思うと支えになる。

 

中身から始まった、素敵な場でした。

 

ここで何かやりたいわ。

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芝の家

こころはゆれるプディング?

冒頭から僕はこころを奪われた。

 

こころ1

 

ココロ

こころ

kokoro ほら

文字の形の違いだけでも

あなたのこころは微妙にゆれる

 

ゆれるプディング

宇宙へとひらく大空

底なしの泥沼

ダイヤモンドの原石

どんなたとえも

ぴったりの・・・

 

こころは化けもの?

 

 

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「こころ」谷川俊太郎著。

 

詩なんてめったに読まないものだけど、

 

こころの機微が分かるようにとの配慮だろうか。

 

友達がくれた。 

 

 

詩集は本と読み方が全く違う。

 

何かを得ようとするのではなく、心の奥底にあるガラスの破片を照らしだすように、薄っすらと見逃していることや、見たくないものを映し出す鏡のように見るものだと思った。

 

著者は比喩や漢字、行間など活字のすべてをうまく使い、直感的な、感覚でしか表現し得ない真実を言葉にうまく乗せる。

 

 

うつろとからっぽ

 

心がうつろなとき

心の中は空き家です

誇りだらけのクモの巣だらけ

捨てられた包丁が錆びついている

 

心がからっぽなとき

心の中は草原です

抜けるような青空の下

はるばると地平線まで見渡せて

 

うつろとからっぽ

似ているようで違います

心という入れものは伸縮自在

空虚だったり空だったり

無だったり無限だったり

 

 

「心をそう捉えているんだ!」と、心に対する考え方を文学的に問うてくる。

 

現実の辛さを例えの甘さを用いて表現している。

 

音楽ですらまどろこしい変幻自在

心は私の所有ではない

私が心の宇宙に生きているのだ

高速で地獄極楽を行き来して

おまえは私を支配する

残酷で恵み深い

心よ

 

時々グサッと刺さる言葉を用いたり、ひょうひょうとお茶目な言葉を使ったり、まさに心を表現するこの詩集は心のようだ。

 

一読しただけでは分からないこともあって、きっとまた読み返した時にも噛みごたえがあるんだろうな。

芋煮わんこそば会!

芋煮&わんこそば会が終わった。

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文京区にあるMash up studioという素敵な場所を借りて、

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東北の仮設住宅で育てた野菜で作った芋煮。

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結局友達が40人、地域の人が40人くらい集まって、お椀を片手に笑っていた。

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お椀の絵付けも子供たちで大盛況!

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気付けば芋煮100人前も完売した。

 

ちょっとお腹が物足りないくらいでわんこそば大会へ。541544_753929094678155_7919576273637342921_n

A型、B型、AB&O型の3チームに分けて、全員参加のわんこそばリレー。

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意外に苦労したり、やっぱり男子は早かったり、ワイワイガヤガヤしてくる。

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思い思いに人と話しながら、今の時間を楽しむ。

 

Mashup stadioの人や主催メンバーのおかげで首尾よく、会は終了した。

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遊びに来てくれてありがとう!

 

 

 

 

 

芋煮わんこそば会を通して


 

ただ自分の純粋な気持ちに従ってやりたいことをやろうとしたら流しそうめん大会という形になった。

 

今回の芋煮わんこそば会はその続きで、仲間と笑い合う暖かい場を作りたい、

 

その気持ちで作ったら、友達や地域の人も巻き込んだこの形になった。

 

どうすれば自分は満足して死ねるか?

 

大学教授になったり、社長になってプロジェクトXに出演したり、Facebookで何千といいねをもらったりとかじゃない。

 

夏休みで萩を旅してから、僕は仲間と笑っていられれば死ねると思うようになった。

 

 

仲間と笑っているために、僕は人のために生きる。

 

向きが逆なのかもしれないけど、今の素直な自分の気持ちを表している。

 

 

僕にとって仲間とは?

 

面白いやつ、時間を共にしたやつ、一緒にいて楽しいやつ、同世代で一定の価値観を共有しているやつ。

 

どうすれば仲間とずっといられるだろうか?また裏切らないで済むか。

 

正しい方向に向かって支え合うことだと思う。

 

スピノザの言葉を借りると、すべての幸不幸は自分が愛する対象の性質にのみ依存し(愛さないもののためには決して争いも起こらない)、

 

永遠無限なるものに対する愛は純粋な喜びになり、人を豊かにする。だから正しい方向に向くことがいい。

 

支え合うことで仲間も、自分も折れずに済む。

 

 

そうやって時間を共有して、一定の価値観を共にして、面白くなって、飲んで契りを交わして、悪いところも好きになれれば、一生つながっていられるんじゃないか。

 

最後は互いに離れていくけど、自然の摂理として受け入れて、人生を折りたたんでいく。

 

 

話が飛んでしまったけど、今回は本当にMashup stadioの方々にお世話になりました。ありがとうございました!

ただいま救急研修中。迅速な診療にテンションが上がる

東京ベイでの研修が2ヶ月目に突入した。

 

指導医の先生に感動したのでそのことを少し書く。

 

 

今日は休日でめっちゃ救急外来が混んでた。

 

適切な治療で軽症の人は帰り、重症の人は入院してもらってどんどん診ていっても、どんどん新しく来た。

 

だけど、長時間待たせたりすることなく、ハイペースで診療できていた。

 

指導医の先生は年数的にはそれほど上ではないんやけど、僕の患者さんだけでなく、他の先生の持ち患者さんもすべて相談に乗った上で的確にアドバイスを送りながら、最短距離を一直線で進んでいた。

 

先回りしてカルテや検査結果をチェックしていたり、エコー検査の用意をしている短時間も無駄なく使って、話を聞いただけで検査結果を待たず最後の処方まで予想してすでに出しておいたりする。

 

だけど僕がプレゼンしたい時は待たせることもなくすぐに聞いてくれるし、お昼休憩もうまく入らせてもらって、任せてくれるところは任せてくれた中で必要な患者さんへの説明やエコーは一緒にやってくれるし、鑑別診断に対する考察はきちっとしてるし、

 

多くの患者さんを、最速で、大事な所には時間をかけて診ていっていた。

 

そんな先生とできてめっちゃ楽しかった!

 

 

 

2ヶ月目に入るということでここでのやり方や考え方が少しは分かってきて、次の1ヶ月はまた新たな心持ちで臨もうと思う。

 

 

次は「スピードを意識」しよう。

 

 

救急外来は内科外来よりも重症の人が多いから、経験積むにはもってこいの環境。

 

しかも救急車を全く断らない(一ヶ月研修してて断ったのは妊婦さん1人だけだ)から、重症患者さんも多く診ることになる。

 

スピードを上げることでより多くの患者さんを診る。症例を多く経験して、診たことがない疾患を減らしたり、要点を抑えた診療ができるように実力を上げる。

 

そのためには検索しなくても重要な知識は覚えておくべきやし、適度に勉強しつつ。

 

診た患者さんをカルテ上で登録しておくと(紙カルテでは事実上不可能だった)、その人が入院中どうなったとか、また来て診断が変わったとか分かるから、数の把握して、経過をみていこうと思う。治療法などの記憶の定着にもつながる。

 

11月はそんな感じで頑張ろう!ファイト俺!