根津で金魚すくい屋さんをやってきました。
藍染大通りという素敵な場所で行わせて頂き、楽しくやることができました。
根津・千駄木 下町まつりに合わせてできたので、
子供たちも沢山遊びに来てくれました。
藍染大通りという道は、毎週土日の日中は車両通行止めになって、
地域の憩いの場としてや、子供たちの遊び場として使われます。
また私たちが金魚すくいを行った日はなんとウェディング会場として使われていました!
地域の豊かさを感じさせるいい道ですね。
金魚すくい自体は無料で行い、100人くらいにはやってもらえた感じです。
無料でできる代わりに、子供たちはお手伝い券を書かないとできない形にしました。
↑この手作り感がいいでしょ(笑)
お手伝い券を書けばできるようにすることで、子供たちが自分たちの意思で普段はできない金魚すくいを気軽に楽しみ、
日本らしい文化や、生き物に触れる機会となります。
またお父さんやお母さんとのコミュニケーションが生まれます。
お手伝い券を書いてもらう時に、お母さんが
「◯◯ちゃんは、お母さんのために何を手伝ってくれるの?」と言い、
子供が真剣に考えて、お母さんと相談して決めている姿に笑顔がこぼれました。
金魚すくいに限らず、こういった祭りや町内会などの地域のつながりが健康に大きな影響があることが分かってきています。
私の研究室の先生が主導で行っている研究では、例えば5万人の高齢者を対象に調べたところ、
つながりが豊かな地域では、高齢者が歯を失うリスクが 7%低いことが分かりました(Koyama S, 2016)。
他にも認知症を減らしたり、転倒を減らす効果など色んなことが分かっていますが、要するによい地域は、人をよくするということです。
そのあたりが最近の公衆衛生のトピックなので、東大の孫先生が主導で行っている
谷根千まちばの健康プロジェクトの一つ「モバイル屋台 DE 健康カフェ」のサブイベントとして今回は金魚すくいを行いました。
思ったより簡単に金魚すくいはできました。
そのわりに子供たちは本当に楽しそうですし、
場も豊かになりますし、
「金魚すくい」
おすすめです。
ぜひみなさんもやってみてはいかがでしょうか?